稲作管理ソフト

バングラデシュ稲研究所(BRRI)と国際稲研究所(IRRI)の科学者が共同開発した稲作管理ソフト(RCM)は、農家に必要な水田農業ガイドラインを迅速に提供する。

ガジプールのBRRIは、RCMにはコンピュータやノートパソコン、スマートフォンからアクセスできて、水田農家が直面する様々な問題を解決するだろうと述べた。

RCMは、農家に苗床や肥料管理、苗、除草、害虫駆除、二期作に関してのガイドラインを提供するという。

RCMが推奨するガイドラインに従って肥料や他の項目を特定の稲作地に適用することで水田農家は産出高と収入を増やすことができると、BRRI関係者は述べた。

RCMは、インターネット接続されたスマートフォンやパソコンを通じて、農家の様々な問い合わせに解決方法を提供する。

RCMを利用することによって、農家は1ヘクタール当たりにつき300kgの米を収量することが可能だという。

RCMは、2012年に国で最初にリリースされた米の栄養管理ソフト(NM Rice)をBRRIとIRRIが共同でアップグレードしたものだ。

最近、RCMの開発と将来的に全国の米農家に普及させるための計画を議論する会議がBRRIとIRRIの両機関から30人の科学者が参加し、共同で開催された。

BRRI局長Jiban Krishna Biswasは、「これは非常に効果的なツールで、肥料使用のガイドラインだけではなく、収穫管理などの他のガイドラインも提供することができる」と述べた。

BRRI局長は、バングラデシュの稲作のためにRCMの使用を推奨している。

RCMは現在、「http://webapps.irri.org/bd/rcm」でベンガル語と英語でのアクセス可能だ。「Bangladesh Rice Knowledge bank」ですぐに利用できるようになると、BRRIの出版・広報部門のテクニカル・エディタ代表MA Kashemはいう。

RCMは、個々の農家のニーズに合わせてカスタマイズされた作物と栄養のガイドラインを灌漑農家や天水低地稲作農家に提供すると、IRRIのウェブサイトに記載されている。

またRCMは、農家の純利益を1ヘクタール当たり100米ドル相当増やすことを目的しており、米の作物管理ガイドラインを自動的に生成するために稲作の質問に対する農家の答えを使用している。

RCMは、コンピュータやスマートフォンを利用している農家にインタビューする拡張労働者や収穫アドバイザー、入力プロバイダ、農業サービス・プロバイダが使用するために設計された。インタビューの後、収集した情報はウェブブラウザを介してインターネットに接続し、コンピュータやスマートフォンに保存される。それから、収集した情報はRCMモデルにインターネットを通して送信され、コンピュータやスマートフォンに作物管理ガイドラインを送ります。各ガイドラインは土地固有の作付けや農家のニーズに合った実用的かつユニークな助言を提供する。ガイドラインは1ページの印刷物として農家に提供される。

農家に米の生産から純利益を増やす方法のアドバイスをしているRCMの栄養管理ガイドラインは、様々な国際的な出版物に記載されている特定地域向けの栄養管理の原則に基づいている。