国民一人当たりの所得は1190ドル

2005-06を基準年とすると、当連結会計年度の国内総生産(GDP)は6%以上成長した。

BBSは、シェイク・ハシナ首相が主催した水曜日の国家経済会議(ECNEC)執行委員会の会合で、最新データを発表した。

会議の後、計画大臣AHM・ムスタファ・カマルは、1180ドルだったことを記者団に語った。内閣がメディアリリースした際も同じことを言及した。

しかし午後に内閣が別の数字を送信したため、BBSが確かめると、国民所得は1044ドルから1190ドルに上昇していることが確認された。

bdnews24.comが電話で確かめると、Golam・モスタファ・カマルBBS局長は所得が1190ドルであったことを明言した。

「我々の最終的な報告は1190ドルだ。これが実際の数字である。 国民所得1190ドルという数字は、ウェブサイト上の文書として正式に挙げられるだろう」

BBSチーフは、計画大臣はなぜ10ドル少なかったのかと尋ねられたとき、全く理解していなかったと述べた。

ムスタファ・カマルはbdnews24.comの電話に対し応答はなかった。

その日の朝、彼は首相を含む会議メンバー全員が最終的なデーターに満足感を表明したと述べた。

2012-13年度基準年は、1995ー96年度から2005-06に基礎データを変更したことで、バングラデシュの年間一人当たりの収入は923ドルから1044ドルに上昇した。

「2021年度までに我々一人当たり所得が2000ドルを越えることを期待する」と計画大臣は述べた。

政府は、今年1月5日に開催された議会選挙を中心とした政情不安で、当連結会計年度に設定された7.2%のGDP成長率を達成できないことに気付いた。

後に成長目標を6.5%に引き下げたが、世界銀行を含む様々な組織は、6%にも達しないだろうと述べている。

しかしながらと、ムスタファ・カマル大臣は言う。「ECNECの会合では、6.12パーセントのGDP成長率は今年度達成されるであろうと発表された」

財務大臣アブル・MAAL・アブドゥル・Muhithも、6.12パーセントのGDP成長率は今年度達成され、国家予算も増収すると述べたが、実際の数字は後ほど発表されるだろう。

計画大臣は言う。「バングラデシュは過去5年間6%以上のGDP成長率を達成した、世界でも数少ない国の一つである」

彼は、「暴力的な政治」があったにも関わらず、今年度最初の10ヶ月間(7月~4月)で55パーセントの開発プログラムを実行できたとも語った。

今年度の予算では、 2012年度の成長は6.03パーセントであると述べられていたが、今年2月の最終的な計算では5.94パーセントとなった。