ラジシャヒ、マンゴー加工工場の建設が急務

マンゴー栽培が盛んなラジジャヒでは、腐りやすく自然災害に弱いマンゴーに加工して利益を上げるため、加工場を作ることが求められている。 ラジシャヒは毎夏、国中から人々を呼び寄せるくらいおいしい果物マンゴーで全国的に有名なところだ。 毎年マンゴーの作付面積と生産量は上昇している。でも残念なことに、国が独立した42年前からマンゴー加工工場は一つしかなく、マンゴー市場規模の拡大を妨げている。 農業拡張省の関係者は、最近五年間で1132ヘクタールの作付面積、32万7197本の新植、7538トンの収穫が増えたと述べる。 過去の記録では2007~2008年の収穫期には、67万9684本の木から10万2950トンの収穫があった。ヘクタールあたりの収量は13.1トンだ。 これに対し2012~2013年シーズンには、生産者は8986ヘクタール100万6881本の木から11万488トン収穫し、ヘクタールあたり収量は12.29トンだった。Gopalbhog、Langra、Himsagar、Ranipasand、Fazli、Aswinaなどの100品種は、よだれの出そうなくらいとてもおいしい。 マンゴーは、地区内のほとんどの場所で育つが、特にPABA、Charghat、Baghaは、伝統的に高品質のマンゴー生産がさかんなところだ。 進行中のマンゴー生産に関して、果実研究センターのシニアサイエンティフィックオフィサーは、現在は前シーズンに比べて表年であると述べる。 生産者がマンゴー栽培で大きな利益を得ていることが、作付面積増大の後押しになっている。彼は今年の目標は約11万トンだと述べた。 「我々は毎年、多くのマンゴーを収穫している。だがマンゴー加工工場は未だに、ここに作られていない」と彼は述べる。 マンゴー加工場では様々な加工食品、特にジュース、清涼飲料、漬物、ジャム、ゼリーを製造することができる。もしそれができれば、この分野は高い市場価値や膨大な需要を持っているので、地域経済に多くの貢献ができる。 マンゴーは腐りやすい商品だ。そのため、すぐに消費や処理を必要とする。また、嵐、雹、突風、竜巻や干ばつのような様々な自然災害は、マンゴーを痛める原因となる。 しかし加工工場は、商品にならないマンゴーを価値ある食べ物に作りかえることができる。 一方、地域内の二つのフルーツ加工工場の建設は、農産物、特にマンゴー、トマトとジャガイモに付加価値を付けるため、急ピッチで進んでいる。