結婚年齢を下げるための圧力

政府は、農村部の女子が結婚して「家庭(を持つ夢)が消え去る」とする農村部からのプレッシャーのもと、女子と男子の結婚年齢制限を下げることを計画していると、国務大臣は述べた。

「私たちの総理大臣(ハシナ)は、農村部の思春期の少女が結婚して家庭を持つ夢が消え去るから結婚の年齢制限を引き下げろという農村部からの圧力を受けている」と、ザヒド・マレク保健家族福祉国務大臣は木曜日、ダッカの討論会で語った。

彼は、政府は結婚年齢制限を女子を18歳から16歳に、男子を21歳から18歳に下げることを考えていると述べた。「私達はこの問題を検討しているが、まだ決定していない」

国務大臣は、政府が結婚年齢制限を引き下げる最終決定を行う前に、市民社会のメンバーや利害関係者との協議を開催すると述べた。 

結婚年齢制限を減らす政府の動きに深い懸念を示す保健省秘書官MM・Neazuddinは、結婚年齢制限を下げた場合、国内で妊産婦死亡率が増加し、保険行政への大きな憂いとなるだろうと述べた。
 
保健家族福祉省の立案で、ダッカのCirdap国際会議センターにおいて、健康・人口・栄養部門開発計画(HPNSDP)2014中期レビュー政策対話を開催した。

WHO代表N・Paranietharan、保健サービス局(DGHS)ディーン・ムハンマド・ヌルル・ハク局長、家族計画局(DGFP)ヌルル・フセイン・Talukdar局長、バングラデシュ医師会(BMA)会長マフムード・ハサン教授、他が会議で発言した。