ゴミ箱不足

ダッカ市はゴミ箱を置こうとしない。

ダッカ市役所は、数百万人都市に対して明らかに十分ではない、約250のゴミ箱しか持っていない。

あまりにもゴミが多いので、若者たちの組織が“ゴミ箱不足”を助けようと立ち上がった。

“WECan”と名付けたプロジェクトを始めたフットステップスは、ビジネス組織にコマーシャルゴミ箱を販売し、彼らのオフィスの前に置き、歩行者に利用してもらう計画を立てている。

「企業体はよいイメージを維持し、彼らの社会的責任を示すことができる」
フットステップスは言う。

ゴミ箱は、企業のCSR(社会的責任)への信頼度を高めることになるだろう。

フットステップスは、5000Tkで、2×2フィートで高さ3.6フィートの鉄のゴミ箱を販売する予定だと言う。

ライムグリーン色の缶は、「私たちのダッカを私たちの責任で」や「あなたのゴミは私の宝物」など、「社会的に目を引くメッセージ」と一緒に会社のロゴを入れる予定だ。

購入には、盗難防止のため、ゴミ箱をオフィス正門に固定する金属チェーンも含まれる。

しかしゴミ箱は、車によって企業からたえずゴミを集め、きれいにする必要がある。

収益の一部は、貧しい人々に冬服を提供するために割り当てられると、フットステップスは述べる。

関心のある企業には「実効性確保」のため、複数の缶を買うことを勧めている。

缶の維持は会社の責任となる。

「企業によるゴミ箱への資金提供は、環境の利益になるだけではなく、企業自身への利益にもなる」と述べる。

フットステップスは、企業にとって理想的な広告キャンペーンになるうえ、彼らのオフィスの周りのポイ捨てゴミの減少に貢献するだろうと述べた。

フットステップスは、バングラデシュの若者に、開発、公害、教育、貧困や気候変動などの問題に関与させることを目的に、2012年に始まった。

ボランティアたちのチームは缶の販売に拍車をかけるため、互いに切磋琢磨してきたと、ボランティアの一人Zahin・Shuhrat・イスラム16歳は述べる。

「だから私は、私の知っている企業の人々に何でも質問している」とZahinは述べた。