11月の輸出、前月を越えて24%の上昇

アナリストや輸出業者によると、11月の増加した輸出収入は、バングラデシュの経済指標の一つが、正しい軌道に戻ってきたことを示唆している。

今年11月の輸出は24.2億USドルで、10月より24%、去年11月より9%以上の収益をもたらした。

輸出振興局(EPB)の最新統計によると、11月の輸出は24.17億ドルに達した。 10月は19.57億ドルだった。

EPB統計では、2014-15年度の7月から11月の5ヶ月間で、120.7億ドルの輸出収益を記録している。このうちアパレル部門が81%と貢献した。

前会計年度の7月~11月期は119.6億ドルの収益だった。

ニット工場経営者たちのプラットフォームバングラデシュニットメーカーと、輸出協会(BKMEA)の会長であるAKM・セリム・オスマンは、bdnews24.comに対し、10月はイードとドゥルガープージャによって工場がかなりの間閉鎖されたことが減少につながったと語った。

「11月の輸出収益はその分上がりました。私たちは今年度残りの月の輸出も上昇すると予測しています」

アナリストは定期的な現象として、10月の低下を見てほしい。

バングラデシュ開発研究所(BIDS)のザイドBakhtリサーチディレクターは言う。
「輸出は毎年、9月10月に鈍い傾向を示す。今年も同じことが起きた」

彼は、国の政治状況が「安定した」ままであれば、輸出は年度の残り部分も上昇するだろうとbdnews24.comに語った。

一方、バングラデシュ銀行外国為替部門と管理部門のカジ・Saidur・ラーマン局長は、外国為替準備金は輸出収益の増加で数日以内に再び220億USドルに接近するだろうと述べた。

2014-15年度の輸出目標は、7月~11月目標が127.3億ドルであったことから、332.2億USドルに再設定された。

五ヶ月間(7-11月)の連結会計年度では、ニットウェア部門が前年度同期間に比べて2%上昇し、50億ドルの収益をもたらした。

織物衣服は前年より1.26%少なく、同期間中に49.6億ドルの収益を記録した。

一方農産物輸出は7-11月に23.11パーセント増加、皮革部門は4.15パーセント増加、ジュート部門は5パーセントの増加だった。