政府は6ヶ月で残り72%のADPを実施する

バングラデシュ政府は、現在年度の次の6ヶ月で、年次開発計画(ADP)の残り72パーセントを継続して実施する予定だと述べた。

AHM・ムスタファ・カマル計画大臣は、木曜日、8600億TkのADPの28パーセントが、7月から12月期に実施されたことを明らかにした。

前会計年度の同時期にはADPの25パーセントが実施されただけだった。

「バングラデシュの経済は信じられないほどのペースで前進している」
カマル大臣は主張した。

政治的混乱は、現会計年度の残り数ヶ月でADPを実施することにとり、問題ではないと彼は考えている。

「誰も私たちを止めることはできません。私たちは政治的、社会的な混乱を克服し、前に進んで行きます」
カマル大臣は言う。

バングラデシュではADPが完全に実施されたことは一度もない。

「私はそれに挑戦したい。私たちはこの目標を適切に果たすことができるだろう」
彼は言った。

政府は常にADPを改訂している。昨年の改訂ADPでは93パーセントが実施された。

実施率は常に年度の前半は遅いと彼は主張する。

「しかし年度末に向け、ペースは上がっていく」
彼はそう付け加えた。
 

<7%の成長目標>

計画大臣は、バングラデシュの年頭が相次ぐ政情不安で始まったとしても、7パーセントの成長を達成することを望んでいる。

「経済指標によって与えられた6%パーセントのGDP成長率は、もっと前進している」

「今このとき、バングラデシュ銀行、世界銀行やADPの予測は、7パーセントを下回っているだろう」
カマル大臣は言う。

エコノミストたちは、7・3パーセントの成長率は投資が増加しない限り達成できないと恐れている。

バングラデシュ銀行は、世界銀行が6・2パーセント、アジア開発銀行が6・4パーセントと予測するなか、6・5パーセントの成長を予測している。

「私たちはここ10年近く、6パーセントのGDP成長にとどまってきた。海外のバングラデシュ人居住者の収入は、ここ6ヶ月間で10パーセント以上上昇した」

「11月、12月の輸出収入は500万ドルだった。この率でいけば、私たちは今年度末まで輸出収益目標の330億ドルを達成するだろう」

「7パーセントのGDP成長率を達成するというのはそれが理由です」
計画大臣はそう説明した。