貧困国に救いの手を

貧困国に救いの手を
シェイク ハシナ首相は27日、先進7ヶ国(G7)を含む先進国に対し、継続可能な発展(SDGs)を達成できるよう、貧困国への技術の伝達や資源の動員、生産設備の拡張を呼びかけた。

M シャヒドゥル ホク(M Shahidul Huq)外務省書記官によると、ハシナ首相はG7サミットのアウトリーチ会合で、バングラデシュのSDGsの実績と課題について強調したという。
「ハシナ首相が指摘した課題は質の良いインフラ整備、健康、女性の立場向上、気候変動についてです」
Prime Minister Sheikh Hasina attends a meeting during the G7 Ise-Shima Summit in Shima of Japan yesterday. Photo: PID/ AFP

Prime Minister Sheikh Hasina attends a meeting during the G7 Ise-Shima Summit in Shima of Japan yesterday. Photo: PID/ AFP

ハシナ首相は世界各国の首脳に対し、社会における女性の権利と尊厳に重きを置くとともに、健康を普遍的なものとするよう訴えた。そして健康部門への投資が国の発展へ長期的に貢献することを述べたうえで、草の根レベルで質の高い健康サービスを普及させようする政府の姿勢に目を向けさせた。また国家レベルで女性の社会参加や地位向上、金融面の解放、権利、尊厳について優先して取り組むよう呼びかけた。

ハシナ首相はアメリカのバラク オバマ大統領、ドイツのアンゲラ メルケル首相、国連事務局長といった世界の指導者たちと良い関係を築くことができたとホク外務省秘書官はいう

アザド第一秘書によると、2001年のアウトリーチ会合のハシナ首相の発言以来、G7の指導者らは貧困の撲滅を大きな課題として認識しているという。

The Daily Star May 28 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/be-more-generous-poor-nations-1230565