バングラデシュへ60億ドル

バングラデシュへ60億ドル
日本の安倍首相は昨日、バングラデシュに60億ドル提供する約束をし、そのうちの15億ドルが今年提供されるだろうと断言した。

安倍首相は会談の中で、提案されたパドマ橋対岸のチャージャナザト(Charjanazat)に近代的な空港を建設するため、調査を行うことをハシナ首相に約束した。

また2019年まで、ハズラトシャージャラル国際空港の第3ターミナルを建設することについて大筋で合意した。

バングラデシュで質の高いインフラを重要視する安倍首相は、マタバリ石炭火力発電所とダッカメトロレールは、質の高いインフラをもたらすプロジェクトであるという。また既存のボンゴボンドゥ橋と並行する専用鉄道橋や国境をまたぐ接続道路の開発など、提案された多くのプロジェクトは、質の高いインフラ開発の取り組みに含まれるだろううと話したという。

ハシナ首相は知識ベースの経済とナノテクノロジー、海洋産業を発展させるため、日本の支援を求めた。この目的に対して日本は支援を拡大することに合意した。

外務省局長は、両首脳間の会議は非常に暖かくなごやかな環境で開催されたと話した。

両首脳は他にもチッタゴンのビッグ-Bプロジェクトの進捗状況と、メガプロジェクトへの日本の支援について議論した。

安倍首相に対してハシナ首相は日本の大規模支援を求め、エネルギー効率やナノテクノロジー、能力開発など、いくつかの新しい分野の提案を行った。

両首脳は様々な国際問題や国連改革のため、協力することに合意した。

The Daily Star May 29 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/tokyo-renews-pledge-give-dhaka-6b-1231042