チケットクライシス(後)

ホニフ ポリボホンはイード前、ダッカからラジシャヒ(Rajshahi)への運賃として640タカ(約848円)請求する。

通常であれば同じバスで同じルートを移動すると、500タカ(約663円)だと乗客はいう。

7月4日のチケットを買うため、昨日ダッカシャモリ地区のシャトキラエクスプレスのカウンターに行ったウトパル(Utpal)ダスさんは、チケット価格を聞いて驚いた。

スタッフは6月23日以前にバスに乗るなら550タカ(約729円)だが、6月24日からイード中に移動したいのなら670タカ(約888円)支払う必要があると言ったという。
政府機関に勤めるウトパルさんがデイリースターに話してくれた。

政府の運賃表ではダッカからラジシャヒの移動は444タカ(約589円)、ディナジプールは495タカ(約656円)、シャトキラ(Satkhira)は482タカ(約639円)支払うことになっている。

だがバス運転手たちは、すべてのバス会社は政府が決めた通りの運賃を請求していると主張する。

割増し運賃を請求する余地はない。厳密に政府の運賃表に従うよう、すべてのバス会社に指示を出している。バングラデシュバストラック経営者協会のロメシュ チャンドラ ゴーシュ副会長はいう。

「誰もが同じ日のチケットを望んだ場合、どのようにチケットを提供すればいいのでしょう。6月30日、7月4日、5日の前売券の人気は非常に高いですが、他の日に利用できる前売券は残っています」
ゴーシュ副会長はチケット危機に対してこう話してくれた。

イード中、国民の大半は親戚たちと祭りを過ごすため、里帰りすることを選ぶ。

The Daily Star June 21 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/bus-tickets-eid-trips-vanish-few-hours-1242979