セヘリ祭り大盛況

セヘリ祭り大盛況
ダッカ住民のほとんどがベッドにいた夜中過ぎ、数百人のお祭り好きがボシュンドロ(Bashundhara)国際会議センターのセヘリ(ラマダン中の夜明け前の食事)祭に集まった。

若者を中心とした様々な人が30種類以上の屋台に、午前3時まで殺到し続けた。

有名なクリケット選手ムスタフィズル ラーマンさんが午前2時30分頃会場に到着し、お祭り好きたちを大いに驚かせた。群衆はフィズ(Fiz)に盛大な拍手を送った。ファンは彼と一緒に写真を撮った。

広々としたホールは、午前1時以降あふれんばかりだった。金曜日の来客者数は優に4000人を超えたと主催者は話す。

「コカ・コーラ セヘリ ナイツ」と名付けた2晩のイベントは、ダッカの飲食店情報やユーザーレビューを提供しているウェブサイトフーディーズ(Foodiez)の新しい取り組みだ。

メニューにはハンバーガーやホットドッグ、ケバブ、タンドリーチキンから、ビーフ ブナ(bhuna)や乾燥魚といった人気のチッタゴン料理まであった。

「交通渋滞に巻き込まれることなく、市内の向こう側のレストランで外食することはほぼ不可能です」
家族4人でダンモンディ(Dhanmondi)から来た自動車エンジニアサイフ アル ディン アブドラさんがインタビューに答えてくれた。

フーディーズの創設者サイード アシクル(Ashiqur) ラーマン氏は、「ダッカ市民は外食以外にレクリエーションの選択肢がありません。本当にお祭りのような環境を作ることで、選択の幅を広げたかったのです」話してくれた。

ラマダン月のお祝いだが、イスラム教徒だけが参加したわけではない。

会場では様々なレストランのオーナーが客に給仕しながら、料理に意見を求めている姿が見られた。


The Daily Star June 25 2016
http://www.thedailystar.net/city/sehri-fest-new-delight-dhaka-city-1245340