地下鉄建設開始(前)

地下鉄建設開始(前)
シェイク ハシナ首相は昨日、ダッカ(Dhaka)に設けられる国内初の地下鉄と、ハズラット シャージャラル国際空港~ガジプール(Gazipur)間バス高速輸送システム(BRT)の着工式を行った。

大量高速輸送(MRT)の6番線となる地下鉄線は、2019年末まで、全長20.1キロの半分が開通する予定だ。

着工式でハシナ首相は、政府は人々の移動をより簡便で快適にするため、近代的な大量輸送システムの開発に取り組んでいると話した。

ハシナ首相はMRT6番線のパッケージ3と4の建設に関し、通勤の利便性のため、ウッタラノース(Uttara North)路線をアガルガオン(Agargaon)ではなくファームゲート(Farmgate)まで延長するよう道路交通・橋架省に提案した。

地下鉄の発着場は地上に設置される予定だ。昨日、地下鉄建設で最初に着手する発着場用の地上開発が正式に着工された。

公式名称"ダッカMRT開発プロジェクト"と呼ぶ地下鉄計画はウッタラからモティジールまでをカバーする。

2198億5070万タカ(25億ドル、2870億円)の地下鉄プロジェクトは、安全で、速く、手ごろな、しかし近代的な都市公共輸送サービスにより、年中続くダッカの交通渋滞を減らし、環境汚染を防ぐことが期待される。著名な交通工学専門家シャムスル ホック教授は話す。

地下鉄車両は全て空調付きの6両で編成され、モティジール~ウッタラノース間を38分で移動できる。16駅それぞれで上り下りどちらにも4分ごとに電車が来る。1時間に合わせて6万人を輸送する。

発着場~パラビ(Pallabi)間の5キロ、パラビ~アガルガオン間の5キロ、合わせて10キロ分の路線は2019年末までに運転を開始し、その後全路線が利用可能となる。

The Daily Star June 27 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/pm-opens-work-metro-brt-1246204