血、衝撃、恐怖(前)

血、衝撃、恐怖(前)
グルシャン(Gulshan)のカフェでの人質事件のこう着状態は約12時間後に終了したが、バングラデシュや外国に驚くほど悲惨なニュースをもたらす結果となった。:イタリア人9人、日本人7人、バングラデシュ人2人、バングラデシュ系アメリカ人1人とインド人1人が亡くなった。

20人の人質は昨日の朝、ダッカの外交エリアの人気のたまり場に奇襲部隊が突入する前の、身も凍るような包囲中に残酷に殺害された。

金曜日の夜に79通りにある高所得者向けの飲食店を襲撃した武装集団の6人が、50分にわたる軍主導の共同部隊の作戦、コードネーム"サンダーボルト作戦"で殺害され、一方で13人の人質が救出された。

午前7時40分に始まったその作戦で、7人目の襲撃者が拘束されたと関係者は語った。

バングラデシュが最悪のテロ攻撃で揺らいでいたので、世界の​​指導者たちは昨日、速やかにバングラデシュとの連帯に立ち上がった。

シェイク・ハシナ首相は国民に向けたテレビ演説で、闘争やテロと戦うという誓いを改めて表明した。

「我々はテロリストを根絶することにより、バングラデシュを平和な国家にする」とハシナ首相は言った。

ハシナ首相は、今日から2日間国家的に喪に服すことを宣言した。

国内で初めてのこのような人質事件は、襲撃者たちが銃器や爆弾、刀を携行し建物の中に押し入った後の午後8時30分頃に始まった。その建物には、ホーリーアルチザンベーカリーやオー(O)キッチンレストランが入っている。

法執行機関が集団で包囲しようとしていた金曜日の夜に、2人の警察官が殺害され、他数十人が負傷した。

米国が拠点のサイト・インテリジェンス・グループによると、国際的テロ集団のイスラム国(IS)が、IS系の報道機関アマック(Amaq)を通じて犯行声明を出した。

数十人の心配した家族は、たくさんの大使館やインターナショナルスクールが存在する外交エリアに張られた警察の非常線を越えて朝まで待っていた。

近所全体の警察の封鎖のために昨日の正午まで車が出入りできなかったので、不気味な静けさがグルシャンを覆っていた。

The Daily Star July 03 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/dhaka-attack/blood-shock-horror-1249471