グルシャン事件と類似

グルシャン事件と類似
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警察がラキブル ハサン レーガン容疑者に身元を尋ねたとき、“タジ(Taj)マンジル(Manzil)”食堂で料理人として働いていたといった。

コッランプール(Kalyanpur)であった警察との銃撃戦で負傷し、ダッカ医科大学病院(DMCH)に入院したラキブル容疑者を、警察は尋問していた。

さらに尋問すると、容疑者のグループは“IS”に属していると話した。警察は「IS」と正しく綴るようにいうと、代わりに「イスラム国家(Islamic State)」とぎこちなく話したとDMCH関係者はいう。

警察は“過激派の隠れ家”からラキブル容疑者の持ち物であるアラビア文字で「アッラーフ(Allahu)アクバル(Akbar)」と書かれたISの黒い旗、黒いローブ、赤白チェックのケフィエ(keffiyeh:スカーフ)を押収した。

AKM シャヒドゥル ホック警察長官(IGP)は、警察は室内で黒いドレスや赤いケフィエを発見したが、急襲時に殺害された9人はISの聖戦士(ジハーディスト)とは何の関係もないと話した。
「我々は彼らをJMBメンバーだと疑っているが、彼らはISの一派だと主張している。我々は彼らとISのつながりを何も発見していない」

IGPは以前、ホーリーアルチザンベーカリーのテロ攻撃を行ったジャマトゥル(Jama'atul)ムジャヒディン バングラデシュ(JMB)の過激派を逮捕した。アサドゥッザマン カーン内務大臣はいくつかのイベントで、22人の死者を出したグルシャンのカフェ攻撃について同様の見解を示した。
Bags used by suspected militants. Photo: DMP

Bags used by suspected militants. Photo: DMP

正午頃、ダッカ警視庁(DMP)のアサドゥッザマン・ミア警視総監は、コッランプールで殺された過激派とグルシャンのカフェを攻撃した武装集団は同じグループかもしれないと話した

「急襲で見つかった衣装やリュックサックが、グルシャン事件の攻撃者が使用していたものに"似て"いる」
また家の中で発見した特別なハンカチが、グルシャン事件で使用されたものと似ていたと付け加えた。

過激派9人全員が20~25歳であり、彼らのほとんどは裕福な家庭出身だと警視総監はいう。
「彼らのほとんどが十分な教育を受けていた。1人がスニーカーを履いていたことを除き、彼らは全員黒いパンジャビとジーンズを身に着けていた」
「彼らのアクセント、振る舞い、そして衣服は、彼らがエリート層出身であることを示唆している」
Money and documents burnt by them in the flat. Photo: DMP

Money and documents burnt by them in the flat. Photo: DMP

アサドゥッザマン警視総監は質問に対し、調査後、9人の過激派が属している組織を解明することができると話した。

グルシャンのカフェ攻撃した5人も黒いローブとスカーフを着用し、銃を持ってIS旗の前でポーズをとっていた。聖戦士(jihadi)の活動を監視する米国にあるサイト・インテリジェンスが、ISが画像を公開したとして7月2日に写真を掲載した。

5人も裕福な家庭出身で、年齢もコッランプール「過激派」と類似している。

サイト・インテリジェンスによると、前回の攻撃は、ISが自分たちが攻撃を行ったと主張した。だが政府と警察は国内にISの存在はなく、地元で生まれた過激派によって攻撃が行われたと断言した。

The Daily Star July 27 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/similar-gulshans-1260061

翻訳:アラトモ

#バングラデシュ #ニュース #襲撃事件 #コッランプール