粘土壷、売上げ増

粘土壷、売上げ増
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ヒンドゥー社会で最大の祝祭ドゥルガープージャ(Durga Puja)を前に、シレット(Sylhet)市や近隣地区では粘土製の壷の売り上げが伸びている。

ハサン(Hasan)マーケットやラルドギリパール(Laldghiripar)、キンブリッジ(Kin Bridge)を中心とした地区の店舗や露店では、様々な形とデザインの壷を販売している。

これらのカラフルな壷は大きさやデザインに応じ、20タカ(26円)から500タカ(650円)で入手できる。

地元の人はこういった粘土製の壷を家事に使うが、これらは礼拝の大事な要素のため、プージャ時期には家庭や寺院で壷の使用が多くなる。

「今年は去年までよりも良い売り上げです」
店舗を経営するアブドゥール ラッザクさんはいう。

「ドゥルガープージャのために20個の壷を買いました。今年は色々な壷を見かけるようになりました」
パタントゥル(Pathantul)に住むモホン ダスさんはいう。

「家で使うために、3個の壷を買いに来ました。キンブリッジ地区はこういった壷で有名だからです」
リキシャ引きのカムルル ハサンさんはいう。

プージャ協会シレット支部のラジャト カンティ グプタ事務局長によると、全ての準備は完了したという。

協会によると、明日から始まるドゥルガープージャを祝うため、今年は2500ヶ所のマンダプ(仮設の寺院や祭壇)が設置されるという。このうち少なくとも600ヶ所のマンダプがシレット県内に、さらにそのうち45ヶ所は県都心部に設置される。

今年は例年より多くの場所でプージャが祝われる。これが粘土壷の需要が急騰したもう一つの理由だ。

The Daily Star Oct 05 2016
http://www.thedailystar.net/city/clay-pot-sale-rise-1294390
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ドゥルガープージャ