2024年後発開発途上国を卒業

国連によると、バングラデシュは、2025年までに後発開発途上国(LDC)グループを卒業すると予想される16カ国の中にいるという。

火曜日に発表された国連貿易開発会議の報告書は、2024年、バングラデシュは所得、人的資産指数、経済脆弱性指数の3つの基準を満たし、後発途上国を卒業すると予測した。

もし基準を満たせば、バングラデシュはLDCを卒業する。

報告書によると、2025年までに予想される16カ国のほとんどは、生産能力、多様化、構造的経済変化の広範な発展により卒業する可能性が高いという。

「これは製品輸出業国(バングラデシュ、ブータン)、混合輸出国(ラオス、ミャンマー)など、複数のパターンがある」
この国連機関の後発開発途上国2016報告書は述べている。

報告書によると、2024年までに卒業が見込まれるほとんどの国は、開発計画やプログラムの明確な目標を持っているという。

バングラデシュやブータン、ラオス、ミャンマー、ネパールの5カ国は明確なタイムテーブルを設定している。

その中でバングラデシュは、税収を簡素化、近代化し、課税ベースを拡大することで、政府の歳入を改善する税制改革を設定した国だという。

報告書は、国際的な経済危機と金融危機への見かけの反発力が数年続いたことで、 LDCsの経済成長率は2012年以降急激に低下し、2015年は3.6%の低水準だったと指摘する。

これは今世紀最も遅いペースで、2011年~2020年のLDC行動計画が推奨する年率7%以上の目標をはるかに下回っている。

「生産能力開発の構造変革と投資のため、弱い経済成長は国内資源の創出と動員に深刻な障害となる。また国連持続可能な開発目標への進展を妨げる」

今後2年間、LDCグループとしての経済見通しは、世界経済の低迷、国際貿易の減速継続、多くの途上国の急激な景気後退に直面し、不透明なままだ。

いくつかのLDC国の見通しは、国内の政治環境のリスクにより、悪化すると報告書は述べた。

バングラデシュ/The Daily Star Dec 16 2016
http://www.thedailystar.net/business/bangladesh-graduate-ldc-2024-un-1330522

翻訳:吉本
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