全教育施設に無料Wi-Fiを

2021年まで、国内全ての教育施設で無料Wi-Fiが導入される。ジュナイド・アーメド・パラク情報通信技術(ICT)担当国務相は、主賓として招かれたラジシャヒ(Rajshahi)大学のWi-Fi通信の開通式で話した。

「学生たちを世界水準のICTに適応させるため、可能な限り早急に国立大学に無料Wi-Fiを導入する予定です」

ハビブル・ラーマン学長も大学構内で行われた式典に出席した。

2021年まで、国立大学に加え、小学校を含む教育施設170万カ所以上に光ファイバーの最低限のネットワークサービスを導入するとパラク大臣。

ICTが生計の手段となるよう、現政権が支援しているため、若い世代はすでに学習活動や所得活動を通じ、デジタル・バングラデシュに進んでいる。

ネットによる外注で収入を得ることを目的とするICT庁の"学習・所得開発プロジェクト"下、1万4千人の生徒にITや基本的なコンピュータリテラシーを与える全面的な支援を行っていると、大臣は補足した。

オンライン上の外部委託を通じた外貨獲得の機会を創出するため、政府はこのプログラムを実施している。
「フリーランスは世界的に非常に前途有望な分野で、現在、国内でも人口を増やしつつある」

業界の大きな成長を目的とした、世界水準のビジネス環境構築という具体的使命と目的を達成するため、“ボンゴボンドゥ・シリコン・シティ”が36カ月以内に創設されるという。


「我々はIT技術教育を通じ、若い世代を競合できる労働力にする必要があります。なぜなら彼らはバングラデシュの未来のリーダーだからです」
ナトール(Natore)にあるナワブ・シラジウドウラ政府大学でのプログラムでも、大臣は講演した。

2009年は100万人だったインターネット普及率は、現在4300万人と、過去8年で大幅に上昇したとパラク大臣。政府は2021年までにデジタル・バングラデシュ構築の取組みを活性化させるため、インターネット普及率の70%達成を目標に設定したという。

「ICT部門はこの数年で目覚ましい進歩を遂げました。我々が効果的で時勢に合った政策を形作り、さらにバングラデシュをテクノロジー先進国にするため、インフラ開発の取組みを行ってきたからです」
パラク国務大臣は話した。

アワミ連盟のナトール選挙区代表者や自治体職員らが、学長のMHカレド教授が進行を務めたイベントに参加した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 15 2017
http://www.thedailystar.net/city/free-wi-fi-all-education-institutions-2021-1345426
翻訳:米澤
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