コカコーラ6千万㌦の工場開設

コカコーラ6千万㌦の工場開設
コカコーラ社は昨日、7400万ドル(84.9億円)の投資の一部として、バングラデシュ初のボトリング工場をボルカ(Bhaluka)に開設した。

ムヒト財務相や首相の経済顧問マシウル・ラーマン氏、在ダッカ米国大使マルシア・バーニキャット氏、コカコーラ社アジア太平洋グループのジョン・マーフィー社長らが開設式に参加した。

コカコーラ社の一部門で、バングラデシュの米国企業最大のボトリングパートナー、国際ビバレッジプライベート社が工場を建設した。

コカコーラ社は、バングラデシュで急速に変化する消費財部門では、ここ20年で最大の外国直接投資だという声明を出した。

新工場建設に6千万ドル(68億8290万円)、残りはインフラや市場戦略に使われる。

この新しい施設は、バングラデシュ国内の持続可能な発展と、コカコーラ社の長期的なビジネス発展を象徴していると、コカコーラ社。

工場ではコカコーラ、ファンタ、スプライト、キンレー水を生産するため、当初2本のラインを動かす。また150人以上が直接雇用され、運送、製造、梱包など、全体で約千人が間接雇用される。

「バングラデシュ政府を代表し、コカコーラ社が最初の工場を開設したことに感謝の意を表したいと思います」
ムヒト財務相は話した。

「個人的に関与し、プロジェクトを見守ってくれた首相に、最大の感謝を捧げます。首相から励ましを受け、私たちは倫理とコンプライアンスの原則を厳守し、契約を確立させることができました」
「コカコーラ社は品質向上に熱心で、そのためこの工場の設置を要請しました。バングラデシュで新たな旅を始めたコカコーラに感謝します。私はその旅がスピードを上げ、軌道に乗ることを早く見たいと思います」
マシウル・ラーマン氏は話した。

ジョン・マーフィー社長によると、コカコーラ社はこの規模の投資を軽視していないという。
「バングラデシュを選んだ理由は多岐にわたりますが、最も重要だったはビジネス改革と高度に熟練した労働力の利用に対する、政府の積極的な姿勢でした」

バーニキャット大使は、バングラデシュ政府が米国企業の投資を支援したことに対し、感謝の意を表した。

「この投資はバングラデシュとバングラデシュ国民に対する信頼の証です」
コカコーラ社のイリアル・フィナン副社長は、工場開設とそれに伴う投資は、バングラデシュのビジネスに大きな勢いを与えるだろうと話した。

「われわれの希望は、バングラデシュへの強い信念と、私たちのビジネスの将来に対する楽観主義を、国民に見てほしいということです」

インド・南西アジアコカ・コーラ社のベンカテシュ・キニ社長は、バングラデシュは一般消費者向け製品企業にとり、最重要な成長市場の1つとして急速に発展していると話した。ヒンドゥスタンコカコーラ飲料のTクリシュナクマル氏も挨拶した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 19 2017
http://www.thedailystar.net/business/coca-cola-opens-60m-bottling-plant-bhaluka-1347499
翻訳:吉本
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