12%がヒ素リスクに直面

コンドカル・モシャラフ・ホセインLGRD(地方自治・農村開発)相は昨日、国内人口の約12%がヒ素汚染のリスクに直面していると指摘した。

議員の質問に対して大臣は、国内の井戸の29%で、ヒ素濃度が許容レベル(50ppbを超える)を超えていると答弁した。このヒ素調査は2003年、国内271郡の500万カ所の井戸で実施されたという。このうち145万カ所の井戸では極端な結果が判明した。
「しかし政府が様々な対策を講じた結果、現在ヒ素汚染リスクに直面するのは人口の12%に減りました」

またLGRD相は、"水供給のための砒素リスク削減プロジェクト"という186.5億タカ(267.3億円)のプロジェクトが現在承認待ちであると補足した。

<ダッカ(Dhaka)の公衆トイレ>
LGRD相は別の質問に対し、南ダッカ市には53の公衆トイレがあると答弁した。また市内のガソリンスタンドやCNG(天然ガス)ステーション59カ所のうち、57カ所にトイレが設置されていると補足した。

さらにウォーターエイド(WaterAid)との間で、南ダッカ市内に15カ所の最新トイレを設置する覚書を締結したと話した。

バングラデシュ/The Daily Star Jan 25 2017
http://www.thedailystar.net/city/12pc-face-arsenic-risk-1350430
翻訳:吉本
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