サイバー犯罪に直面する女性

バングラデシュの女性インターネットユーザー3/4がサイバー犯罪に直面しているが、そのうち23%しか当局に報告していない。昨日、タラナ・ハリム電話通信担当国務相は話した。

タラナ国務相は、ダッカのル・メリディアンホテルで開かれたサイバー犯罪に関する2日間のワークショップの閉会式で、バングラデシュは安全なインターネットを確保するため、多くのことを行っていると話した。

連邦通信機構、通信局、バングラデシュ電気通信規制委員会(BTRC)が共同で、“デジタルバングラデシュ:サイバー犯罪、安全なインターネットとブロードバンドに焦点を当てる”というプログラムを開催した。

BTRCによると、現在バングラデシュには約6670万人のネットユーザーがいる。そのうちの84%が18歳から34歳だ。タラナ国務相はこの年齢層が国の強みだという。

またバングラデシュモバイル通信技術者協会(AMTOB)のデーを引用しながら、全データ使用量のうち21%がfacebook、36%がyoutube、残りの43%がほかの目的に使われていると話した。

AMTOBのTIM・ヌルル・カビール事務局長は、協会は去年、すべての携帯電話会社のデータを使って調査を行ったという。
「私たちは他の研究を行っています。これらが議員や規制者が市場の概要を知るうえで役立つことを願っています」

以前、8カ所の学校やカレッジの学生94人が“子どものための安全なネットの使い方”の講義に参加した。学生たちは安全なインターネットの使用に関する質問をした。

タラナ国務相は平均して49%の学生がネットいじめにあっていると話した。そして保護者に対し、この問題への真剣な配慮と、子どもたちと話し合うよう強く求めた。


専門家らはさまざまな政府機関がサイバーセキュリティーに取り組んでいるというが、彼らを調整するものはいない。
BTRCのオーサン・ハビブ・カーン議長は総括講義の中で話した。

バングラデシュ/The Daily Star Mar 09 2017 
http://www.thedailystar.net/business/73pc-women-face-cyber-crime-tarana-1372984

翻訳:藤重
#バングラデシュ #ニュース #サイバー犯罪