太陽光発電式ポンプで飲料水

太陽光発電式ポンプで飲料水
バングラデシュ北部、ラルモニルハット(Lalmonirhat)県ハチバンダ(Hatibandha)郡パルボ・ベジグラム村28世帯165人の村人は、2016年1月の太陽光発電式ポンプの設置で、真水が得られるようになった。

49万タカ(70.3万円)でポンプが設置される以前、村人は近隣村まで行って飲料水を集めなければいけなかった。

「私たちは真水を手に入れるため、苦労していました。しかしユニオン議会による太陽光発電式のポンプの設置で、問題は解決しました。今ではポンプと結ばれたパイプを通して、家庭で水を汲むことができます」
シャモル・チャンドラ・シングさんの妻アンジョリ・ラニ・シングさん(46歳)は話した。

「太陽光発電式ポンプのおかげで、毎日朝から晩まで水を汲むことができます。夜間は貯めておいた水や井戸のものを使います」と、村人のサビトリ・ラニさん(35歳)。

「太陽光発電式ポンプのおかげで真水が汲め、暮らしはラクになりました。とても嬉しいです」と、カレッジ学生のホリドイ・チャンドラ・シングさん。

パスティム・ナウダバシュ村の農家プロノブ・チャンドラ・ロイさん(48歳)は、太陽光発電式ポンプがパルボ・ベジグラム村の生活をよくしため、パスティム・ナウダバシュ村でも設置するよう要求しているという。

ナウダバシュユニオン議会(UP)のアシュウィニ・クマール・バスニヤ議長は、今年中に彼らの村にも太陽光発電式ポンプを設置する計画があると話した。

タングバハンUPのアティアル・ラーマン・アチ議長によれば、太陽光発電式ポンプは地方自治体支援プロジェクトが資金提供し、郡イノベーションチームが設置したという。
「村人は無料で水が汲め、ユニオン議会がインフラを維持します」
ユニオン内の他の村に導入する計画があると、アチ議長は補足した。

バングラデシュ/The Daily Star Mar 10 2017 
http://www.thedailystar.net/country/solar-pump-reaches-water-poor-lalmonirhat-villagers-1373587
翻訳:藤重
#バングラデシュ #ニュース # 太陽光発電式ポンプ