
母親が10歳以上年上の男性と結婚させようとしたとき、シャーミン・アクターさんはたった15歳だった。だが、バングラデシュの社会経済的状況から大部分の少女が強制されるように、家族はそれを望んだという。 世界で最も高い児童婚率を持つバングラデシュでは勇気を持って対応した例はあるが、彼女のそれは際立っていた。 今日、彼女は世界の12人の女性とともに、米国のファーストレディメラニア・トランプ氏と国務省トーマス・A・シャノン次官から“国際勇気ある女性賞”が与えられる。 シャーミンさんは自らの地位を保持し、教育の権利を確立するため、卓越した勇気を発揮した。 米国はそれを高く評価し、米国国務省のウェブサイトの受賞者リストに掲載した。 シャーミンさんは現在、ジャロカティ(Jhalakathi)ラジャプール(Rajapur)パイロット女子高等学校で勉強中だ。数百万人の少女の教育や健康、安全を脅かし、国の発展を阻害する忌まわしき児童婚と闘うため、いつか弁護士になることを夢見ている。 国務長官の国際勇気ある女性賞は、しばしばリスクにさらされる平和や正義、人権、男女平等、女性の権限に対し、勇気やリーダーシップを持って行動したと認められた女性を毎年表彰している。 2007年の設立以来、60カ国100人以上の女性が受賞した。 受賞者は4月1日から国際ビジター・リーダーシップ・プログラムに参加するため、米国人と一緒に国内を旅する。訪問先はアトランタ、デンバー、デモイン、ミネアポリス、ニューヨーク、ペンサコーラ、ピッツバーグ、ポートランド、サンディエゴ、タンパだ。最終的にロサンゼルスに集まり、経験を共有し、世界中の女性や少女の権利を前進させるための議論を行う。 バングラデシュ/The Daily Star Mar 30 2017 http://www.thedailystar.net/backpage/fighting-early-marriage-bangladeshi-girl-receive-us-award-1383466 翻訳:吉本 #バングラデシュ #ニュース #国際勇気ある女性賞