予算7.4%減

予算7.4%減
政府は今会計年度予算を見直し、7.4%減額修正に動いている。非開発部門が最も影響を受けることになるだろう。

財務省文書によると、修正予算は3兆1540億タカ(4兆3774億円)になるという。

公務員の給与引き上げにより政府支出は増加したが、非開発予算は約11%削減され、2兆470億タカ(2兆8410億円)になった。

開発予算の削減はなく、1兆1070億タカ(1兆5364億円)のままとなる。

だが年次開発計画に対する政府財源支出を700億タカ(971億円)増額し、外国資金を同じだけ減額することになる。

当初の楽観的な収益回収予測はまだ達成されておらず、予算の赤字額はGDPの5%を保つという。

修正予算では、総収入目標は当初予算より13.28%減、2兆1050億タカ(2兆9215億円)に設定された。このうち、歳入庁(NBR)による回収目標は当初よりも11.39%減り、1兆8千億タカ(2兆4982億円)になる。

今会計年度の当初6カ月間、NBRによる回収額は約18%伸びた。歴史的な文脈で見ればこれは満足が行くものだ。

NBRが年度当初の回収目標額を達成するには、昨年比、43.89%の成長を遂げる必要がある。

「40%越えの収入成長目標を追いかけるなど、ばかげています」
NBRの元役員は話した。

昨年6月に予算が提出された際、多くの経済学者は成長目標があまりに高望みで、達成できないだろうと予測した。

NBR以外の収入額も、当初の3235億タカ(4489億円)から2千億タカ(2775億円)に下方修正された。

政府が予算赤字を穴埋めするには、通常、銀行や貯蓄商品からお金を借りることになる。だがここ数年、銀行に超過流動資産があるにもかかわらず、貯蓄商品という比較的コストが高い手段で借り入れを行ってきた。

この傾向は今会計年度も継続するだろうと、財務省の役員は話す。

政府は2016-17会計年度の当初7カ月間、2999億タカ(4162億円)を貯蓄金融商品を含めてノンバンクで借り入れており、年間予定額の2261億タカ(3138億円)をすでに超過している。

銀行からの借り入れ予定額は3894億タカ(5404億円)だったが、政府は今年度当初7カ月間借り入れを一切行わず、逆に1767億タカ(2452億円)を返済した。

The Daily Star Apr 03 2017
http://www.thedailystar.net/business/budget-be-revised-down-74pc-1385362
翻訳:長谷川
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