4G競売は予算成立後

4G競売は予算成立後
AMA・ムヒト財相によれば、4G周波数の競売は次会計年度国家予算の発表後に実施されるという。

財務相はバングラデシュ最大の携帯電話会社グラミンフォンの筆頭株主、テレノールグループのシグベ・ブレッケ会長兼最高経営責任者との会談後、発表を行った。

ブレッケ氏は米国ワシントンで開かれた世界銀行・国際通貨基金(IMF)の春季会合の折、財務相を表敬訪問した。

ブレッケ氏は、財務相が音声通信サービスで度々発生する通話切断に対する苦情を取り上げた際、グラミンフォンに割り当てられた周波数は音声通信用とデータ通信用の2つに分けられている事を伝えた。

データ通信用の周波数には使われていない部分があり、その一方、音声通信は許容量を超えているために通話切断が起こるのだという。

バングラデシュ通信規制委員会(BTRC)からさらに周波数を取得できた場合、テレノールあるいはグラミンフォンはデータ通信と音声通信に取り分ける必要がなくなる。

「彼ら(携帯電話各社)はできるだけ早くに周波数を得たいと思っています。私もすぐに提供したいと思っています」

「我々のこの部門に関する知識は非常に乏しいものです。ですが、世界では非常に速く変化が起こっています」

BTRCと携帯電話各社間で周波数価格に関する合意がなされていないことが主な原因で、4G周波数の競売が遅れていると、財務相。

BTRCは周波数に高い価格を設定しようとしているが、携帯電話各社は低価格を望んでいると、財務相はいう。BTRCは2100バンドに15メガヘルツ、1800バンドに10.6メガヘルツ、900バンドにはエアテルがロビと合併する際に手放したいくらかの未売却周波数を保有している。

携帯電話各社は2100バンドを3Gサービスに、900バンドと1800バンドを2Gサービスに使っている。だが技術中立となった後、後者の2バンドを費用対効果に優れた4Gサービスに使うことができる。

財務相はさらに、バングラデシュに投資を行う全米商工会議所のリーダーや事業主とも会合を持った。

全米商工会議所、シェブロン、アメリカンアパレル・フットウェア協会、コカ・コーラ社、エクソンモービル、バウアーグループアジア、ボーイング社、ウォルマート、国際民間企業センター、メットライフの代表者が会合に参加した。

「彼らはバングラデシュに投資をしているため、会合の目的は我が国やその将来性について知ることと問題提起でした」
財務相は話した。

The Daily Star Apr 23 2017
http://www.thedailystar.net/business/4g-auction-after-budget-muhith-1395148
翻訳:長谷川
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