バングラデシュ企業の貿易用の資金調達を支援するため、アジア開発銀行（ADB）とシティバンクは昨日、5百万ドル(5億5600万円)の融資契約を締結した。
国内企業に貸与するというシティバンクとの契約の下、ADBの貿易資金プログラム（TFP）は資金を提供する。
「シティバンクとパートナーシップを成長させ、雇用創出と経済成長に直接つながる多くの貿易を支援できることを喜ばしく思っています」
対バングラデシュTFP関係マネージャーのエドワード・フェーバー氏は話した。
「ADBの支援を受けたシティバンクは、中小企業を含む国内企業への財政的支援を増やすことができます」と、フェーバー氏。
シティバンクは2016年初頭からADBのTFPパートナー銀行となった。それ以来、両者は合計1500万ドル（16億6800万円）、8件の取引を共同で行ってきた。
「昨年、シティバンクは貿易金融保証ファシリティ契約を締結し、ADBとの関係をこれまで以上に強化しました」
シティバンクのソハリ・RK・フサイン専務は話した。
「シティバンクの理想像は金融スーパーで、このリボルビングクレジット契約への参加は、顧客に多様で競争力ある貿易金融商品やサービスを提供するのに役立つでしょう」
TFPはバングラデシュで2005年から運営しており、現在、14の国内パートナー銀行と協力する。現在まで、1700件以上の取引をサポートし、約25億ドル(2780億円)の取引が行われた。
シティバンクはバングラデシュの最も古い民間商業銀行の1つで、総資産は2016年12月現在約2600億タカ(3438億円)、国内に120の支店網がある。
ADBのAAA信用格付けに裏付けられたADB TFPは、貿易支援のため200以上のパートナー銀行に保証と融資を提供し、アジア各地の多くの企業が輸出入に従事することを可能にしている。
バングラデシュ/The Daily Star Apr 28 2017
http://www.thedailystar.net/business/adb-city-bank-sign-5m-loan-agreement-1397581
翻訳：吉本
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