自立を求めて

自立を求めて
自立という夢を実現するため、無職の若者3人がカラトア川でアヒル飼育を始めたのは3カ月前のことだった。

近所にすむ3人は銀行や個人の融資を受けて、ボグラ(Bogra)県シャジャハンプール(Shajahanpur)郡アリアユニオンのラヒマバド・ダックヒンパラでこのベンチャーを始めた。

若者はラヒマバド村の公立アジズル・ホック・カレッジの学生ナヤン・ミアさん(24歳)とアリフル・イスラムさん(23歳)、地元デマジャニ・デグリー・カレッジの学生ゴラム・モスタファさん(23歳)だ。

彼らはデマジャニ地区のカラトア川の堤防6デシマルの土地を囲い、600羽強のアヒルを飼っている。

県家畜局の提案があり、15万タカ(21.1万円)借りてアヒル飼育を始めたとナヤンさん。餌として小麦やトウモロコシ、ビタミン豊富な食品を与え、ワクチン接種も済んでいるという。

現在80頭のオスと520頭のメスがいるが、メスは2カ月以内に卵を産み始め、6カ月ほど産卵が続くだろうとモスタファさん。卵を売って良い利益がでることを期待していると話す。

「当初複数のアヒルが病気で死にましたが、予防接種を受けてから丈夫になりました」
モスタファさんは補足した。

彼の父親は息子たち3人が仕事を始めたことにとても興奮しているという。

アリアユニオン議会のアティクル・ラーマン・アティク議長は、彼ら3人は県内の無職の若者の見本になるだろうと話す。

郡家畜飼育官のナルギス・カノム博士は、彼らは農家のオーナーたちに40日齢のニワトリにワクチン接種を行うようアドバイスしていると話した。

バングラデシュ/The Daily Star May 11 2017
http://www.thedailystar.net/country/quest-self-reliance-1404046
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #アヒル飼育