カレダ氏、座り込み呼びかけ

カレダ氏、座り込み呼びかけ
バングラデシュ民族主義党(BNP)党首で元首相のカレダ・ジア氏は18日、イードアルフィトル(断食明け大祭)後に路上で"平和的座り込みプログラム"を行い、バングラデシュをアワミ連盟の支配から守るよう国民に呼びかけた。

「我々はアワミ連盟の事を知ってもらうよう国民に呼びかけています。彼女ら(アワミ連盟)による束縛から国を解放するため、我々は全員で団結しなければなりません」

「必要があれば、イード後に路上に赴き、平和的なプログラムを行わなければなりません」
カレダ氏はイフタール(日没後の食事)に行われたプログラムで話した。

プログラムはダッカ(Dhaka)のグルシャン(Gulshan)で催され、BNP主導の野党20政党同盟に参加する国民党が主催した。

カレダ氏はチッタゴン(Chittagong)県ラングニア(Rangunia)郡で発生したBNPリーダーたちが乗る車列への襲撃事件について怒りを表明し、犯人に厳しい処置を取るよう要求した。

「我々の幹事長への襲撃事件では何人が逮捕されたか教えてください。襲撃者は速やかに逮捕し、処罰する必要があります」

また、カレダ氏はツイッターで次のように述べている。
「BNP幹事長やリーダーたちに対する凶悪で恐ろしく、衝撃的な襲撃事件を糾弾するための十分な言葉を私は持ちません。これは民主主義や政治、人権、寛容性に対する攻撃です。この結末は良いものとなるはずがありません」

これより前、BNPのミルザ・ファクルル・イスラム・アラムギル幹事長などの党幹部は、地滑り被害を受けたランガマティ(Rangamati)県に向かう途中、チッタゴン県ラングニア郡のイサカリ(Isakhali)で襲撃を受けて負傷した。地元のアワミ連盟支持者が襲撃を行ったとされる。

カレダ氏は襲撃に抗議するとともに、今回の事件で、国内全てのテロや無政府的事件の背後に与党の存在があることが明らかになったと話した。

「抑圧から皆さんや皆さんの家族、親類を守るため立ち上がるよう呼びかけたいと思います。我々の団結した努力により、次回は公平で偏見のない選挙を開催しましょう」
国民は必需品価格の高騰やガス・電力料金の引き上げ、政府による抑圧的な行動にうんざりしているとカレダ氏は訴えた。

第11回国会議員選挙は確実に政党に寄らない中立な政府の下で実施され、アワミ連盟は政権から降りねばならなくなるだろうとカレダ氏はいう。

アワミ連盟政府の下で行われる選挙にはどの政党も参加しないだろうとカレダ氏は警告した。
「バングラデシュ国民はそのような選挙を開くことを誰にも許さないでしょう」

バングラデシュニュース/Prothom Alo Jun 18 2017
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/151491/Peaceful-sit-in-programmes-after-Eid-Khaleda
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #国会議員選挙 #BNP