イード中、事故で311人死亡

イード中、事故で311人死亡
イード帰省中の13日間、事故によって少なくとも311人が死亡し、862人が怪我をした。1日平均24人が死亡したことになると、バングラデシュ・ジャトリ・カリアン・サミティは昨日の記者会見で報告した。

6月19日から7月1日まで205件の交通事故があり、合計274人が死亡、848人が怪我をしたという。

川の事故で3人が死亡して14人が怪我をした他、34人が列車に轢かれて死亡した。ダッカのバングラデシュ犯罪記者協会の講堂で開かれた記者会見でサミティは報告した。

昨年同期に比べ、今年は死亡者数が急増したという。

昨年は12日間で127件の事故があり、200人が死亡、764人が怪我をした。

「事故件数はかなり増えました」
 記者会見後、サミティのモザムメル・ホック・チョードリー事務局長がデイリースターのインタビューに答えた。

道路や路面状況の悪化、危険な追い越し、スピードを出す車両と並んで進む低速車、未熟ドライバー、未整備車などが事故が増えた主な理由だという。

サミティは22の全国紙、6の地域紙、10のオンラインニュースポータルに監視報告書を載せる準備をした。イード帰省中の事故が急増していることに警鐘を鳴らすため、過去4年間準備していた。

サミティによると、バスは38%、トラックやピックアップトラックは34%、三輪車やオートバイは24%、その他の車両は4%の事故に関与したという。

交通事故防止のためにサミティは交通事故研究機関の設置、車両の速度制限、高速車両用別レーンの設置、高速道路の三輪車や低速車両の通行禁止を提案した。

運輸部門の安全を司る船舶・道路・鉄道保全国家協議会(NCPSRR)が土曜日に発表した報告書によると、今年の上半期、死傷者数は18.35%、交通事故は8.6%増加したという。

過去6カ月の交通事故で少なくとも2297人が死亡し、5480人が負傷したが、これは昨年同期と比べて急激な増加だと述べる。

だが、イード帰省に関わる事故は今年わずかに減少したという。イード帰省を含む6月最後の8日間で120人が死亡したが、昨年同期は133人だったからだ。

バングラデシュニュース/The Daily Star 05 Jul 2017
http://www.thedailystar.net/city/24-died-accidents-every-day-1428418
翻訳:吉本
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