モティジールの雨は災いの元


道路が水没して見えなくなったせいで、一見すると濁った湖に見える。通行人の苦しみはとどまるところを知らない。通勤する人たちはリキシャをボートのように使っている。

WASA's workers waiting after opening a manhole cover in front of City Centre at Motijheel: Photo Lutforzaman

これは5日の朝から午後2時半にかけて、首都ダッカ(Dhaka)のモティジール(Motijheel)にあるダイニクバングラ(Dainik Bangla)交差点やアラムバグ(Arambagh)地区で起こった出来事だった。 ダッカシティでは最も混雑する商業区の一つである、バラカ(Balaka)交差点からシティセンター間の道路では正午の時点で深さ2フィートほどの水があった。多くの人が水をかき分けて進み、中にはリキシャを使って水没した区画を渡る人もいた。だが、リキシャの足乗せ台は水の中だった。

Footpaths at Motijheel also went under water. Photo: Lutforzaman

モティジール地区は少し強い雨が降っただけでも冠水する。国際宅配便サービスの仕事をしているナヤン・ダスさんはプロトムアローに話した。 「モティジールでは、雨は災いなのです」 ダイニクバングラ交差点地区でも、主要な道路や小道、横町が水没した。住民のM・イマダドゥッラーさんによると、この地区は過去数回の雨季にも水没していたという。

Inundation in front of Bangladesh Bank High School at Arambagh. Manhole covers opened for quick outflow of water. Photo: Lutforzaman

南ダッカ市(DSCC)10区コミッショナーのマルフ・アーメド・マンスール氏によれば、シャンティナガール(Shantinagar)での開発作業によって水の流出が妨げられたことで、地区内のいくつかの場所が水没したのだという。 バングラデシュニュース/Prothom Alo Jul 05 2017 http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/152939/Suffering-whenever-it-rains-in-Motijheel 翻訳:長谷川 #バングラデシュ #冠水 #モティジール