PDB、発電所建設に76億タカ

イスラム開発銀行(IDB)がシレット(Sylhet)にある発電所の発電力を強化するプロジェクトへの資金援助を撤回したことを受け、電力開発庁(PDB)は自身の財源から76.3億タカ(104億円)を拠出する。

12日の内閣調達委員会で、自身の財源で150メガワット発電所を250メガワットに強化する提案が承認された。

国家経済会議実行委員会は2013年、IDBから70.7億タカ(96.7億円)の資金援助を受けて実施することを承認していた。

2014年、政府とIDBは8500万ドル(93.8億円)のリース融資契約を締結した。だが2016年、IDBは受託業者の任命が複雑化したことを受けてプロジェクトから撤退した。

PDBは2016年、最低額の入札を行った企業を受託業者として指名し、その企業の詳細をIDBに通達して同意を仰いだ。だがIDBは2番目に低い入札額だったスリランカの合弁企業に事業を委託することを提案した。

PDBとIDBはこの件で複数回に渡って意見を交換したが、その後、IDBはプロジェクトから撤退した。だがIDBは、資金は電力部門の他のどのプロジェクトにも使えると表明している。その結果、PDBは自己資金でプロジェクトを実施する方針に変更した。プロジェクトは最低額の入札を行った上海電気(中国)が実施する。

バングラデシュニュース/The Daily Star Jul 13 2017
http://www.thedailystar.net/business/pdb-finance-tk-763cr-sylhet-power-plant-1432225
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #シレット #発電所