若者の73%が疎外感

若者の73%が疎外感
バングラデシュの若者の73%が家族からの疎外を気にかけているいうプロトムアローの調査結果が出た。

特に両親から疎外を感じている若者たちは自分たちの未来、特に人生の目標を確信できないでいる。

オルグ・クエスト・リサーチ社が委託した調査によると、若者の72.6%の最大の悩みは両親と合わないことだという。すべての年齢の若者男女が家族から疎外を感じている。

だが、学生は両親とのコミュニケーションの点では比較的優れているという。

すでに教育を終えた若者の4分の3(75.5%)は両親と合わせることが難しいと答えた。だが、両親と居心地のよくない関係にある学生の割合は67.5%と低い。

今年3月に行われた全国の若者に対する調査では家族の価値観、過激派思想、娯楽、余暇など、さまざまな問題について質問を受けた。

家族から疎外されていると感じる若者の大部分は、人生の目的を追求するため、家族から適切な支援を得られていないと答えた。

過去2年間、多くの若者調査が世界中で行われ、バングラデシュでも同様な調査が実施された。

調査では直面する重大な問題として、若者は安心と求職活動を挙げた。そして驚いたことに、若者は彼らの両親と一緒の生活を最も深刻な問題の1つとして言及したのだ。

心理療法士は、子どもたちは以前より両親との問題について話し合うことができるようになったという。だが、それはすべての場合に当てはまるとは限らないという。それでも、子どもたちは主に友だちと個人的な問題を分かち合っている。

専門家は両親が子どもの生活の感情的な問題の負担を共有するため、友人が役割を果たすべきだと主張した。

精神保健研究所のチーフで精神科医のタジュル・イスラム氏は、若者の価値低下の主な理由の1つが両親とのギャップであるとプロトムアローに話した。若者たちは外の世界から異性や薬物、犯罪などの現実問題について学ぶ。
「彼らは家族からこれらを教わる機会があるはずだが、これらの問題を学ぶ方法は今や一定のリスクを伴う」


【若者は人生の目標に悩んでいる】
人生の目標を決めるのに失敗していることが2番目に深刻な問題だと調査から判明した。

回答者の60%以上(63.1%)は、自分の人生に何の目標も持っていないと答えた。

男性は人生に目的がないことをもっとも悩んでいるという。

74.3%の男性が人生の目標を決める危機に直面していると答えたのに対し、女性は51.9%と、ずっと低い。

だが、教育を終えた若者は学生よりも悩んではいない。


【若者は多くの悩みがある】
調査によると、若者は生活の中でさらに複数の悩みがあるという。平均して56.4%の若者は彼らの人権保障について悩んでいる。

若い女性の67%が人権保障を悩む一方、男性の割合は45.9%だ。

バングラデシュニュース/Prothom Alo July 18th 2017
http://en.prothom-alo.com/youth/news/153929/73pc-youth-worried-about-isolation-from-family
翻訳:松本
#バングラデシュ #人権保障 #青少年 #人生の目標