7月、外国援助急増

バングラデシュ政府は7月、前年度の約3倍となる3.68億ドル(402億円)の外国援助を受け取った。

政府が当会計年度に野心的な外国援助の利用目標を設定したことで進展した。

政府は2017-18年度の外国援助利用目標は前年度の2倍以上、76億ドル(6081.7億タカ:8294.6億円)と設定していた。

野心的な目標はここ数年間外国援助の利用効率を高めたと政府が感じ、複数の国が大規模プロジェクトの約束をしているためだ。

バングラデシュは伝統的に世界銀行やアジア開発銀行、日本から多額の援助を受けてきた。

援助の5分の1を1年以内に利用するならば利用率は満足できるレベルであるとされ、近年、各省庁はほぼそのレベルに達している。

2008ー09年度の援助利用は20億ドル未満で、2013-14年度に30億ドル(3274.2億円)を超えた。そのため2014-15年度から3年間、毎年30億ドル以上に拡大されることになった。

昨年度は35億6千万ドル(3885.4億円)が使われた。

計画省の統計によれば、援助総額は1月時点で365.4億ドル(3兆9880億円)になったという。

このうちロシアはループル原子力発電所に120億ドル(1兆3097億円)近くを拠出しているため、今年度の野心的な目標を達成することは難しくない。

今年度の援助利用計画はダッカ大量輸送、カルナプリトンネル、ドハザリ(Dohazari)-コックスバザール(Cox'sBazar)-グンドゥム(Gundum)鉄道、パドマ橋鉄道橋など実績ある輸送部門に20億ドル(2183億円)以上が割り当てられる。

また、マタバリ(Matarbari)超臨界石炭火力発電所を含む様々な発電所の建設に、約15億ドル(1637億円)の外国援助を配分する。

その他、ループル原子力発電所に約10億ドル(1091.4億円)の外国援助を利用する。

中国はパドマ鉄道とカルナプリトンネル建設プロジェクトに約50億ドル(5457億円)拠出している。

バングラデシュニュース/The Daily Star Aug 23 2017
http://www.thedailystar.net/business/foreign-aid-surges-july-1452559
翻訳:吉本
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