日本は開発支援を継続

日本はバングラデシュの複数の大規模プロジェクトに6000億円を融資しており、今後も様々な部門で開発支援を継続するという。UNB報告。

現日本大使の渡邊正人氏がシェイク・ハシナ首相に離任の挨拶を告げに行き、そう話したという。

首相報道官のイシャヌル・カリム氏が会談後に記者団に話した。

日本の投資家はバングラデシュ企業を間近で見ていて、バングラデシュのインフラ産業構築への投資に乗り気だと、イシャヌル氏。

渡邊氏は両国間の経済関係に重点を置き、そのさらなる進展を強調した。

渡邊氏は昨年7月、グルシャン(Gulshan)で発生したテロ事件を"悲劇的な出来事"とした。

ハシナ首相はこれに対し、政府は全ての開発プロジェクトで徹底した安全対策を保証すると答えた。

首相はこのテロ事件を"非常に痛ましい出来事"と呼び、政府が国内規模で反テロリズムキャンペーンを行い、教師や保護者、学生、イマム(礼拝堂の導師)、その他の専門家を交え、テロリズムと過激派に反対する国民的認識を形成していると話した。
「これにはポジティブな反応が得られています」

ハシナ首相は、バングラデシュにいつも手を差し伸べてくれる日本は素晴らしい友人だ。特に、独立戦争後で荒廃したバングラデシュの再興に対する日本の大きな貢献について話したという。

また、バングラデシュ政府が日本人投資家用の経済特区として、ナラヤンガンジ(Narayanganj)県のアライハザール(Araihazar)郡に1千エーカーの土地を用意したことを伝えた。

国内の洪水についてハシナ首相は、バングラデシュは災害に見舞われやすい国だが、人々は洪水のような自然災害と共に暮らしていると話したという。

首相第一秘書のカマル・アブドゥル・ナセル・チョウドリー博士も同席した。

バングラデシュニュース/The Financial Express Agu 23 2017
http://www.thefinancialexpress-bd.com/2017/08/23/80476/Japan%27s-dev-assistance-to-BD-will-continue,-envoy-tells-PM
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #日本 #開発支援 #ナラヤンガンジ #経済特区