ロヒンギャ危機を”常に監視”

ロヒンギャ危機を”常に監視”
【Financial Express】国連はミャンマーで迫害を受け、バングラデシュへ逃れてきたロヒンギャ難民のモニタリングを常時行っている。アントニオ・グテーレス事務総長が明かした。

グテーレス氏は9日、ニューヨークでバングラデシュのAMA・ムヒト財務相と会談した際明らかにした。国連のバングラデシュ政府代表部の報道発表による。

「国連はこの問題について常にモニタリングを行っています。これほど人口の多い国が、非常に多くの難民を受け入れ人道援助を行っている事に驚きました」と、グテーレス氏。

グテーレス氏はシェイク・ハシナ首相とバングラデシュ国民に対し、人道援助について感謝の意を述べたという。

さらに危機の有望な解決策についていくつか議論し、現状を打破する努力を弱めずに続けていくことを財務相に約束した。bdnews24報告。

ハシナ首相は9月、ニューヨークで開かれた第72回国連総会に出席し、世界の指導者たちに対してロヒンギャ危機に関する演説を行った。

財務相はハシナ首相の提案に従い、ミャンマーに"安全地帯"を樹立する際の国連支援と、ロヒンギャ危機の迅速かつ恒久的な解決策を求めた。

グテーレス氏は会談の場で、バングラデシュは発展の模範を世界に示したと称賛した。

また、バングラデシュが貧困を減らすとともに災害対策や災害軽減の能力を向上させ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて成功を収めていることも称賛した。

8月25日、ミャンマーがラカイン州で過激派の摘発を始めて以降、50万を超えるロヒンギャ難民が国境を越えてバングラデシュへ逃れている。

Bangladesh News/Financial Express Oct 10 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/national/un-has-rohingya-crisis-under-constant-monitoring-1507623803
翻訳:長谷川
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