通貨印刷に50億タカ

通貨印刷に50億タカ
【The Daily Star】バングラデシュは新紙幣や硬貨を作るため、年間50億タカ(68.5億円)費やさなければならない。そういうと議員を含めた多くの人は困惑するかもしれない。

費用には素材、紙、インク、カラー、セキュリティ用糸の費用が含まれる。

経済成長の中、要求に追いつくためにコストは急速に増加し、過去5年間で倍増した。

「我々はキャッシュレス取引を促進するため、電子決済を奨励しています」
バングラデシュ銀行(BB)の担当者は話す。

取り組みの一環として、銀行規制当局は電子決済ゲートウェイにライセンスを提供する。また、キャッシュレス取引を進めるため、モバイルアプリを導入する商業銀行を応援する。

1983年創設の民間銀行第一世代のユナイテッドコマーシャル銀行(UCB)は、顧客に対して銀行業務をより便利にするため、最先端モバイルアプリケーションを発表した。

UCBは財布、買物、支払い、バンキング機能を統合するため、国内で初めてモバイルアプリを導入した銀行だ。

「銀行として、私たちはデジタル時代に対応したいのです」
UCBのアブドゥラ・アル・マムーン上級副頭取兼COOは話す。

「計画の一環としてUCBは銀行業務をより簡単にし、お客様に大きな価値を提供するモバイルアプリ"アッペィ"を発表しました」

人々は携帯電話でこれらのアプリや電子商取引チャンネルをタップすることで、商品やサービスを買うことができる。

また、両替、購入、公益事業や他のサービスの支払いを可能にするだろうとマムーン氏は話した。

バングラデシュ銀行は技術主導型のバンキングサービスや電子商取引チャンネルの増加は、通貨印刷コストの削減に繋がると考えている。

「通貨印刷コストを20%引き下げることができれば、10億タカ(13.7億円)節約することができます」

現在、BBは1タカ(1.37円)硬貨を作るのに0.95タカ(1.3円)、2タカ(2.74円)硬貨を作るのに1.2タカ(1.64円)を費やさなければならない。 5タカ(6.9円)硬貨は2タカ近くかかる。

バングラデシュ最大通貨は1000タカ(1371円)で、8タカ(11円)の費用がかかる。500タカ(685.2円)は7タカ(9.6円)、100タカ(137円)は5タカ近くかかる。

50タカ(69円)や20タカ(27.4円)はそれぞれぞれ3タカ(4.1円)、10タカ(13.7円)や5タカはそれぞれ2.2タカ(3円)と2タカの費用がかかる。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 19 2017
http://www.thedailystar.net/business/banking/bangladesh-spends-tk-500cr-printing-currency-1478428
翻訳:吉本
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