9千MWの電力拠点を建設

9千MWの電力拠点を建設
【Financial Express】政府は国内南西部を活性化するため、ポトゥアカリ(Patuakhali)県パイラ(Payra)地区に9千メガワットの発電拠点を作る計画を立てている。

ナスルル・ハミド電力・エネルギー担当国務相は22日、パイラ地区にある1320メガワット発電所の建設現場を訪問した際に明らかにした。

パイラは東部チッタゴン(Chittagong)県モヘシュカリ(Maheshkhali)やマタバリ(Matarbari)で建設中の発電所のように新たな電力拠点になると国務相。

「我々は他地域に比べて開発が進んでいない地域を考慮し、この計画を作成しました」

この電力拠点には約120億ドル(1.36兆円)の投資が必要になるという。

国営企業ノースウェスト発電会社(NWPGCL)が、合計で6千メガワット相当の発電量となる複数のプロジェクトを実施する。

「残り3千メガワットは別の国営企業による投資からとなります」

国務相はダッカ(Dhaka)から、記者団と共に1320メガワット発電所の建設現場を訪問した。

NWPGCLとバングラデシュエネルギー記者フォーラム(FERB)が合同で訪問を企画した。

NWPGCLは中国国営企業の中国機械進出口(CMC)とジョイントベンチャーを組み、石炭火力発電所を建設中だ。

国務相によると、プロジェクトには1600億ドル(18.1兆円)が投入されており、その80%は借金だという。

「残り20%は、それぞれ50%の株式を保有するバングラデシュ側と中国側による株式投資で賄われています」

この発電所ではインドネシアとオーストラリアから輸入した石炭が、一切の汚染を生み出さない方法で使用されるという。

NWPGCLのA・M・クルシェドゥル・アラム代表取締役は、660メガワットの発電機が2基設けられると話す。

「1基目は2019年4月に、2基目は同年10月に商業運転を開始する予定です」

Bangladesh News/Financial Express Dec 23 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/move-to-build-9000-mw-power-hub-at-payra-1514039772
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #電力 #火力発電