労働力輸出、110万人到達見込

労働力輸出、110万人到達見込
【Financial Express】残り1週間となった今年、さらに20万人ほどのバングラデシュ人が外国に職を求めて列を作っている。今年の労働力輸出は合計で110万人に引き上げられる見込みだ。

ヌルル・イスラム海外居住者福利厚生・海外雇用相は24日、BSSに話した。

「外国労働市場ではブームが起こり、今年12月21日までに99万728人のバングラデシュ人労働者が既に外国へ行っています」

複数の先進国が合法的なチャネル経由で労働者獲得に意欲を示していることから、外国で職を探す人々の技能を開発するため、政府は様々な取り組みを行ってきたという。

「人身売買には非常に警戒していて、政府はそれに向けて取り組んでいます。我々は国内各地の訓練センターで、求職者向けに外国語訓練を提供しています」

だが、多くの労働者は十分な知識や説明が無い状態で外国へ行くため、安全な移住を確保するには社会意識が重要だという。

バングラデシュが2030年までに持続可能な開発目標(SDGs)を達成する上で、外国での雇用は非常に重要だとヌルル氏は強調した。

また、バングラデシュの技術を持った労働者を採用することに日本が意欲を見せているため、数日中に二国間で了解覚書が締結されるという。

2016年、合計75万7731人のバングラデシュ人労働者が外国へ向かった。2015年は55万5881人だった。

現在、約1300万人のバングラデシュ人労働者が162カ国で雇用され、毎年150億ドル以上(1.7兆円)の送金がある。

Bangladesh News/Financial Express Dec 24 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/trade/manpower-export-to-hit-11m-by-year-end-1514127047
翻訳:長谷川
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