政府、農業調査を実施

政府、農業調査を実施
【Financial Express】政府は農村部の家計ベースの社会経済状態を明らかにし、女性の地位向上について情報を収集するため、農業と農村部の統計調査を実施する。

調査は所有者ベースの農地や農業投入物、農業機械、農産物価格、クレジット利用に関する情報、農場労働、ジェンダー平等について情報収集する。

調査終了後は得られた情報に基づき、有意義な開発計画が実施できるようになる。バングラデシュ統計局(BBS)職員は話した。

"農業・農村統計調査(ARSS)プロジェクト2017"と名付けられたプロジェクトは、計画省情報統計局が2018年12月までに実施する。費用は3980万タカ(5453万円)で、全額を国庫から拠出する。BSS報道。

初期の標本として、約2千世帯が調査対象となる。

計画省職員によると、このプロジェクトは26日に開かれた国家経済会議実行委員会(ECNEC)会議に提出され、承認を仰いだという。

国内総生産(GDP)の試算や算定について更なる正確さを期すため、調査は農業生産に用いられる灌漑や肥料、種子、検疫、農薬について情報も収集する。

加えて、農場労働や労働時間と賃金率に関する情報も集められるという。

農業はGDPの約15%を占めるうえ、国内人口の約72%が農村部に住んでいるため、GDPへの貢献度は重要だ。

「この国の全面的な発展は、農村部に住む大部分の人々の発展に大きく影響を受けます。しかも、国内の労働力の43%以上が農業部門に従事しています」
計画省職員は話した。

今年10月8日、AHM・ムスタファ・カマル計画相がこのプロジェクトを承認していた。

Bangladesh News/Financial Express Dec 27 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/govt-plans-survey-on-agriculture-1514381649
翻訳:長谷川
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