ドイツは世界最大の経常収支黒字

[The Daily Star]ドイツの経常収支黒字は2017年に世界最大だったと、ミュンヘンに本拠を置くイフォ経済研究所は火曜日に、ヨーロッパの経済大国における経済と財政政策の批判を再燃させる可能性があると発表した。

国際通貨基金(IMF)と欧州委員会は、世界経済の不均衡を緩和し、ユーロ圏内を含む世界的な経済成長を促進するために、ドイツが内需拡大を促すようにドイツに要請した。

ドイツの経常収支黒字は、2017年の2兆2870億ドルで世界第2位、次いで日本が2亿3000億ドルと世界最大となった。

ドナルド・トランプ米国大統領は、ドイツが「非常に悪い」貿易政策を行っていると非難し、米国との貿易黒字を減らすにはあまり働かないとドイツに批判した。

アンゲラ・メルケル首相は、民間消費が成長の主要な要因となったことを指摘している。

メルケルはまた、ドイツの剰余金は主に世界市場における需給の相互作用の結果であり、ベルリンはユーロ為替やエネルギー価格など他の重要な要因に限定的な影響しか与えないと指摘した。

中国は3,500億ドルの黒字を出し、ドイツの半分以下になった。

ドイツの経常収支黒字は、2017年には前年の8.3%から7.8%に減少した。

イフォのエコノミスト、クリスチャングリムメは、「取引された商品がドイツの黒字の主な理由だ」と述べた。 「主な運転手は、欧州連合(EU)と米国の需要が高かった」

昨年の最初の11カ月では、輸出が引き続き輸入を上回ったため、ドイツの貿易黒字は2490億ユーロ(3,048億5000万ドル)となった。


Bangladesh News/The Daily Star 20180117
http://www.thedailystar.net/business/germany-trumps-asia-worlds-largest-current-account-surplus-1520911