労働条件改善

労働条件改善
【Financial Express】2013年のラナプラザ事故から5年経ち、製造業に変化が起き始めた。

多くの製造業者は労働状況が改善されたことに自信を深め、同時にバングラデシュ製造業の優位性も上がってきた。

ユニクロを展開する日本のファーストリテイリングような国際的アパレルメーカーは、賃金高騰が著しい中国より、低賃金のバングラデシュに魅力を感じている。

また、日本の宝飾品・アパレルショップの4℃(ヨンドシー)ホールディングスは鞄製造を増やす計画を持つなど、状況が改善されたことで、皮革製品メーカーや服飾ブランドの生産拠点としてバングラデシュはより重要性を持ち始めた。

世界のアパレルブランドの生産経験が着実に蓄積されたことでバングラデシュの衣料品労働者や商品の質は著しく向上したと、ヨンドシ―の担当者は話す。

同社は今後数年間で、バングラデシュでの生産量を全体の約30%まで増やすという。

ラナプラザ事故後、多くの主要メーカーはバングラデシュでの事業を再考せざるを得なかった。ファーストリテイリングは取引工場の労働者の安全確保に動き、現在、女性労働者に対し、栄養を含めた健康管理のアドバイスを提供している。

小規模企業もバングラデシュの製造業から多くのメリットを得ている。

東京浅草にある鞄・靴メーカーのラヤン(Rayan)はバングラデシュで靴を製造し、ビーキャッシュ(Bicash)ブランドで販売していると、日本経済新聞社は伝えた。

洗練されたバングラデシュ皮革を使ったシンプルな商品群は1万円程度の値段が付けられ、オンラインや店頭でよく売れている。バングラデシュでの生産量はここ数年で倍増し、年間およそ1万2千組の靴を生産する。

Bangladesh News/Financial Express Jan 17 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/national/improved-working-conditions-in-rmg-restore-buyers-faith-1516188711
翻訳:吉本
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