迅速に帰還させたい

迅速に帰還させたい
【Financial Express】バングラデシュへ強制移住させられたロヒンギャを迅速にラカインの自宅へ帰還させたい。シェイク・ハシナ首相は求め、ミャンマー政府への圧力を維持することを改めて国際社会へ呼びかけた。

23日(火)午後、新任の在バングラデシュ国連常駐コーディネーター兼UNDP(国連開発計画)駐在員代表のミア・セッポ氏との会談で話した。

ロヒンギャの帰還が始まってしまえばそのプロセスは迅速化できる。ロヒンギャ危機解決のため、二国間および多国間の努力が大事だと首相は強調した。

また、バングラデシュを支援してくれる国連機関や国連総会、国連安全保障理事会、国連人権理事会のような会合、ロヒンギャに対する緊急援助を行った開発パートナーやその他国際機関に謝意を表した。

莫大な数のロヒンギャが流入した影響について首相は、コックスバザール(Cox's Bazar)住民は耕作ができずに苦しみ、環境が影響を受けているとの懸念を示した。

その他、バングラデシュ女性の権利確立と発展のために行っている政府の取り組みを詳細に挙げ、4万5千人の女性が地方選挙で競っていることなどを話した。

ミア・セッポ氏はロヒンギャに避難所を提供してくれたことについて、政府は素晴らしい思いやりを見せてくれたと高く評価した。

また、わずか3週間で莫大な数の難民がラカインからやって来たことに驚きを示した。

そのうえで、様々な援助と支援、避難所を提供した政府の努力と良好な管理を改めて賞賛した。

一方、人口が多すぎて健康の確保が難しいとして、混雑緩和の重要性を訴えた。

イウサヌル・カリム首相報道官が会談後、記者団に伝えた。

Bangladesh News/Financial Express Jan 23 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/national/pm-for-quick-repatriation-of-rohingyas-1516723588
翻訳:吉本
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