ロヒンギャ問題が引き金に

ロヒンギャ問題が引き金に
【Financial Express】ゼイド・ラード・アル・フセイン国連人権高等弁務官は、ミャンマーのロヒンギャに対する迫害が地域紛争を引き起こす可能性があると警告した。

「今日の人権侵害は明日の紛争になると言われています」

月曜日、フサイン氏はインドネシア外務省の記者会見で話した。

「ロヒンギャ危機が宗教的アイデンティティーに基づいてより大きな紛争になるなら、その後の紛争はより大きなものとなる可能性があります」

バングラデシュへ逃れたおよそ100万人のロヒンギャへの暴力的軍事行動が、大量虐殺や民族浄化行動となった可能性があると指摘する。

「ミャンマーは深刻な危機に直面すると同時に、地域の安全保障に深刻な影響を与える可能性があります」

難民問題を引き起こした8月25日以降の暴力は、ミャンマーラカイン州のロヒンギャに対する50年の差別と暴力の集大成となったと話した。

ジャパンタイムズによると、仏教徒が多数を占めるミャンマー政府は残虐行為を否定し、ロヒンギャは不法移民だと主張しているという。

Bangladesh News/Financial Express 20180205
https://thefinancialexpress.com.bd/world/asia/rohingya-crisis-may-spark-regional-conflict-un-1517839915
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ #地域紛争