生体認証で158万人以上登録

【Financial Express】コックスバザール(Cox's Bazar)県ウクヒア(Ukhia)、テクナフ(Teknaf)郡にある12難民キャンプのうち7カ所で生体認証登録が実施され、105万8750人のロヒンギャ難民が登録された。

公式情報源によると、移民旅券局はこれまでに158万人以上のロヒンギャ難民を登録したという。

ロヒンギャの難民登録はボルカリ、クトゥパロング1、2区、ナヤパラ、タインカリ1、2区、シャムラプールキャンプで本格的に進んでいる。救援・難民帰還委員会(RRRC)のモハマド・アブール・カラーム委員長は話した。

登録は昨年9月11日に始まった。社会福祉局は登録に際し、12難民キャンプで3万6373人の孤児を見出した。内訳は男子1万7395人、女子1万978人で、7771人はラカイン州でのミャンマー軍の民族浄化作戦によって殺されるなどして、両親ともいない。

一方、ミャンマーからバングラデシュへのロヒンギャ流入は依然として続いている。国境警備関係者によれば、毎日アンジュマンパラやシャウポリールドゥイープ国境地帯から100-150人のロヒンギャが入ってくるという。

ミャンマー軍は国際的圧力のため、昨年12月にロヒンギャへの迫害をやめていたが、最近、軍や仏教テロリストたちが再びマウンドゥやブチドング、ラチドングで迫害を開始したと、ロヒンギャたちは話す。

新しく到着したロヒンギャはナフ川を竹製筏で横断し、テクナフのシャウポリールドゥイープに着いたという。

彼らによると、ミャンマー軍や関係者はロヒンギャの水田で収穫を始め、様々な地域の米や食料品店を閉鎖。ラカイン州全域で人工的な食糧危機を作り出しているという。

一方、コックス・バザール県は、船頭や商人によるミャンマーからバングラデシュへのロヒンギャの移動に制限を課した。

現在、ロヒンギャは空き容器や竹製筏などを使って、5-6時間かけてナフ川を横断している。

ウクヒアやテクナフ警察、国境警備隊によれば、ここ一カ月半の間に少なくとも4500人のロヒンギャが入って来たという。これにより、8月25日以降のロヒンギャ難民は68万8970人になった。

Bangladesh News/Financial Express Feb 5 2018
http://today.thefinancialexpress.com.bd/metro-news/158m-rohingyas-get-registered-biometrically-1517767672?date=05-02-2018
翻訳:吉本
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