フィリピン最高裁、戒厳令支持

[The Daily Star]フィリピンの最高裁判所は、昨日、ロドリゴ・デュテテル大統領の戒厳令の1年延長を承認した。批評家が人権に打撃を与えたとの判決。

ドゥターテは、昨年5月、軍隊がマラウイ市のイスラム原理主義組織武装勢力による激しい暴動と戦っていたミンダナオ(ミンダナオ島)に軍事的支配を課した。

議会は、後に2018年末まで、この地域の戒厳令を延長する計画を支持した。しかし、恐ろしい独裁政権を警告する権利運動者は、12月の最高裁に延長を拒否するよう頼んだ。

裁判所は、「大統領と議会は、(戒厳令)を延長するのに十分な事実上の基盤を持っていた」と、裁判所は昨日の声明で、

「マラウイの事件を生み出した反乱は依然として残っている」と強調した。

昨年5月、マラウィのイスラム都市を襲った何百人もの武装勢力が、主にカトリックのフィリピンでISの東南アジア基地を建設しようとしているとの見方を示した。

米国の支援を受けた軍事作戦は、戦闘が1,100人以上の命を奪い、マラウイの大部分を廃墟とする戦闘で、武装勢力を倒すために5ヶ月かかった。


Bangladesh News/The Daily Star 20180207
http://www.thedailystar.net/backpage/philippine-supreme-court-backs-duterte-martial-law-1530952