安定と平和が”絶対不可欠”

安定と平和が”絶対不可欠”
【Financial Express】ミャンマー政府の報告書では、ラカイン(Rakhine)州の安定と平和、発展が、ミャンマー全体の安定と平和、発展のために絶対不可欠だと述べられている。

「ラカイン州の目下の問題は、ラカイン州だけでなく、国全体の懸念でもある」
報告書は書く。

国連移住機関IOM(国際移住機関)によれば、バングラデシュ移住・パスポート局はロヒンギャ106万6088人の生体登録を完了したという。ミャンマーからの新規到着は現在68万8千人だ。

ミャンマーの"ザ・グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー"紙は、ラカイン州を含む全国の法秩序と発展のために為すべきことはたくさんあるが、ミャンマー政府は法秩序の推進と発展強化のため、断固たる努力を行っているという。

同紙は13日、この政府報告を掲載した。

ミャンマー発展のため、ラカイン州だけでなく、国全体の開発事業や計画も実施していると報告書は書く。

これらの事業や計画の実施は現状に即したもので、ラカイン州諮問委員会の勧告に基づいたものだという。

ラカイン州諮問委員会は2017年3月に中間報告を提出した。その勧告内容の実施は2017年4月1日から開始された。ミャンマー政府は実施を進めるため、19人から成る"ラカイン州に関する勧告実施委員会"を2017年10月9日に立ち上げた。

同委員会は4カ月ごとに実施の進捗を報告することになっている。

今回の報告は、勧告が実施された2017年4月1日から12月31日までのものだ。

ラカイン州の経済には国内外からの投資が重要な役割を担うため、2017年7月7日、ラカイン州投資委員会が設置された。また、10月30日には投資・企業管理総局が州内に事務所を開設した。

地元の人へ雇用機会を創出するため、現在まで合計48事業の認証と許可が出た。事業内訳はミャンマー市民投資法に基づく家畜・漁業6事業、建設2事業、ホテル・観光11事業、海外投資法に基づく採掘1事業、エネルギー27事業、サービス1事業となっている。

報告書の市民権に関する部分では、政府は認証手続きでロヒンギャの更なる参加と協力を得るため、積極的な取り組みを模索しているとされた。

Bangladesh News/Financial Express Feb 13 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/world/asia/myanmar-sees-stability-peace-in-rakhine-absolutely-critical-1518536544
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ #ミャンマー