加齢について肯定的な見解を有する高齢の成人は、認知症

加齢について肯定的な見解を有する高齢の成人は、認知症
[The Daily Star]最近、オープンアクセスジャーナル「PLOS ONE」に掲載された研究によると、周囲の文化から老後について肯定的な信念を獲得した高齢の成人は、認知症を発症する可能性が低い。

遺伝子APOEのE4変異体は、以前に認知症の高リスク因子として同定されている。しかし、APOE E4キャリアの47%のみが痴呆を発症する。残りの53%が認知症を発症しない理由は不明である。

徴収らは、培養に基づく年齢の信念が、高リスク遺伝子変異を持つ人を含む高齢者の認知症発症リスクに影響を与えるかどうかを調べた。研究者らは、研究の開始時に認知症のない平均年齢72歳の4,765人のグループを研究した。この研究の参加者のうち26%がAPOE E4のキャリアであった。研究者は、4年間の研究期間中、加齢について肯定的な信念を持つAPOE E4キャリアは、認知症発症のリスクが2.7%であったのに対して、加齢については否定的な信念を有する者の6.1%


Bangladesh News/The Daily Star 20180218
http://www.thedailystar.net/health/health-bulletin/older-adults-positive-views-aging-may-have-reduced-risk-dementia-1536166