児童38万人に将来を失う危険

【Prothom Alo】国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)はバングラデシュ南東部のロヒンギャ危機が長期化することで、38万人以上の児童が将来を失う危険にさらされていると警告した。

「将来は不確かで解決策も見えていませんが、これらの児童の将来を失わせてはなりません」
バングラデシュ赤新月社のM・フェロズ・サラー・ウディン事務局長は話した。

状況はこの先の雨季に一層危うくなり、サイクロンや病気の流行で災害が重なる可能性がある。IFRCは警告する。

移住させられた集団や受入れ先集団の児童とその家族の保護を支援するため、赤十字と赤新月は20万人の人道支援に加え、不測の事態に対する計画と新たな課題への対応、病気やサイクロン、モンスーンなどの脅威に対する集団の強靭性の確立を優先事項にしている。

報道発表によれば、強制移住の規模や速度、強制移住させられた人々の多くが抱える深刻な脆弱性が、この数十年間のアジア太平洋地域で最も深刻で複雑な人道危機を生み出したとされる。

Bangladesh News/Prothom Alo Feb 20 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/171414/Over-380-000-Rohingya-children-at-risk-of-losing
翻訳:長谷川
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