アナン報告の実施求める:UN

【Prothom Alo】8日、ロヒンギャを保護し、ミャンマーへの安全な帰還を確保するため、国連はコフィ・アナン氏が委員長を務めた諮問委員会の報告を速やかに実施するよう再度呼びかけた。

国連移住コーディネーターのミア・セッポ氏が、“難民と移住者に関するグローバルコンパクト”と題した討論プログラムで講演し、ラカイン州のどこでも自由にアクセスするよう要求した。

プログラムは外務省とバングラデシュ国際戦略研究所(BIISS)がダッカのBIISS講堂で共同開催した。

国連はロヒンギャ問題に特別な注意を払い、ミャンマーにいる国連チームと連絡を取って定期的に情報交換をしているとミア・セッポ氏。ロヒンギャを自国に戻すため、あらゆる努力を惜しまないと話した。

シャヒドゥル・ホック外務次官は国連移住者グローバルコンパクトの提案の中で、バングラデシュの努力を強調した。

また、“難民と移住者のためのニューヨーク宣言”を採択する際の、バングラデシュの根気強い外交努力について言及した。

外務次官は、大勢のミャンマー避難民に場所を提供したが、それがバングラデシュの大きな課題になっているとして、世界各国にこれまで以上の支援を求めた。

BIISSのアブドゥル・ラーマン所長が歓迎スピーチを行った。

各省高官や在ダッカ大使館代表者、移民専門家、元外交官らがプログラムに参加した。

Bangladesh News/Prothom Alo 20180309
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/172259/UN-iterates-call-for-quick-implementation-of-Annan
翻訳:松本
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