スーチ氏、豪首相と会談

スーチ氏、豪首相と会談
【Prothom Alo】19日、ミャンマー指導者のアウンサンスーチー氏はキャンベラへ到着し、訪問中に人権問題を取り上げると話したマルコム・ターンブル首相と会談する。

スーチー氏は東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別首脳会議に出席するため、16日からシドニーに滞在していた。シド二―では人道上の罪で抗議活動が起きたり、訴訟を起こされたりした。

オーストラリア司法長官はスーチー氏は外交免責を持っているとして、ロヒンギャコミュニティを代表するメルボルンの活動家弁護士が提起した訴訟の続行を許可しないと話した。

ミャンマーの民主化闘争で1991年にノーベル平和省を受賞し、2016年に権力を握ったスーチー氏は、少数民族ロヒンギャムスリムへの軍事攻撃を非難したり停止させなかったことで批判に直面している。

ミャンマー治安部隊が指揮した昨年8月25日のラカイン州での軍事作戦以降、バングラデシュへ逃れて来た少数派ムスリムロヒンギャはおよそ70万人近くになった。国連や米国はこの軍事作戦を民族浄化と指摘する。

ミャンマーに派遣された人権のための国連独立調査団のヤンギー・リー氏は、大量虐殺の疑いがある証拠が認められたと話した。

ミャンマーは攻撃を否定し、治安部隊による虐待の“明確な証拠”を求めた。

スーチー氏もターンブル氏も会談前に公式発言はしていないが、ターンブル首によると、ASEAN会合の中でスーチー氏は“相当な時間がかかる”と話し、東南アジア近隣国に人道支援を呼びかけたという。

Bangladesh News/Prothom Alo  Mar 19 2018
http://en.prothomalo.com/international/news/172826/Turnbull-meets-Suu-Kyi-to-raise-human-rights
翻訳:吉本
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