ロヒンギャの住宅を作る

【Prothom Alo】まだ着手はしていないが、バングラデシュは10万人のロヒンギャ難民を無人島に移転する計画を進めているため、外国から大きな援助を期待していない。国務相がインタビューに答えた。

モハメド・シャハリアル・アラム外務担当国務相はロイター通信に対し、住宅建設と地盤の弱い島をサイクロンから守る対策費として2.8億ドル(296億円)費やしていることや、国際的な基金から正式に融資を検討していることを話した。

また、ミャンマーの軍事的な弾圧から逃れた難民は、彼らの意志に反して移動することはないと補足した。

8月以降、およそ70万人のロヒンギャムスリムが国境を越えて流入し、コックスバザール(Cox’s Bazar)の窮屈なキャンプにいる。ミャンマーと帰還合意が結ばれたが遅延しているため、バングラデシュは4月下旬の季節的なモンスーンの豪雨が来る前に、バサンチャールと呼ぶ無人島へ新しい住居を建設することにした。

「たくさんのお金が必要なため、タイムラインは決めていません。私たちは自分たちの資金で建設しようとしています。国際社会からどのくらい資金調達できるかについてはあまり期待していません」
国連にあるバングラデシュ事務所でアラム氏は話した。

世界で最も貧しく、人口密度の高い国の一つであるバングラデシュに、暴力から逃れてきた難民が加わった。国連の調整部署は直ちに9.51億ドル(1005億円)の救済資金を要請した。

アラム氏は本土から30キロ(21マイル)離れた島での建設の青写真を提示し、潜在的な援助をそこに持っていく計画があると話した。

また、アムネスティ・インターナショナルのような人権団体が指摘した大雨の影響を受けやすいという『誤解』ある懸念を払拭した。
「複数の人がバサンチャールについての懸念を指摘していますが、私たちは堤防工事を行っているため、その指摘は全く当たりません」

バングラデシュはこの島を難民のための一時的な住居と見なしているが、そこに滞在しない限り、どの程度自由なのかわからない。

バングラデシュはイスラム協力機構と建設計画を共有しているとアラム氏。
「私たちは人々や国や組織と協力して費用を負担することを提案しました」

Bangladesh News/Prothom Alo Mar 27 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/173220/%E2%80%98Bangladesh-spending-280m-to-build-homes-at
翻訳:吉本
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